降水量の多い梅雨の時期、河川が増水し、氾濫やそれに伴う市街地の浸水等を未然に防ぐため、出動要請があった際に適正かつ円滑に作業が行えるように災害対策車(排水ポンプ車・照明車)の操作訓練がありました。
6月6日、当日はまさに雨、レインコートを着用した国交省職員の方や弊社を含めた委託業者の社員60名近くが参加し、排水ポンプ車と照明車の使用方法を確認しました。
今回の訓練は、住宅街に水路の水があふれ出したという想定で行われ、排水ポンプにホースをつなぐ手順を確認し、水路から水をくみ上げ、およそ40メートル離れた芦田川へと流します。
一昨年6月、福山市は、大雨の影響で芦田川の支川が決壊し、住宅や農地など370件あまりが浸水する被害が出ました。今回訓練に使われたポンプ車は、その際にも出動したものです。より実践に近い訓練を行うことで、地域住民の皆様が安心して暮らしを過ごせるよう、いかなる状況においても対応していくことが建設業の使命だと考えております。